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2023,2/15 TERASU
働く男の象徴"カバーオール"
18世紀に生まれたとされ、その完成された形は現在でも様々なブランドが作り続けており、私達を魅了し続けています。
農夫や鉄道作業員、鉱山労働者などの作業着として制作され、汚れから身を守るため設定された長めの着丈、タバコや手荷物を入れやすいマルチポケットなど、当時のワーカー達にとって、革命的なジャケットでした。
そんな誰が着てもとにかくキマる"カバーオール"をこの度『yoko sakamoto』に別注して製作して頂きました。
今回デザインソースにされたのは、アメリカ物ではなくユーロ物のカバーオール。
アメリカ物よりもややコンパクトなシルエットで、丸みを帯びた襟元がカチッとしすぎず、柔らかく品のある印象を与えます。
そんなユーロカバーオールを、RAY COALでは品のあるホワイトデニムで表現頂きました。
通常ホワイトデニムですと、少しキザっぽくなってしまうのですが、ブランドが得意とするエイジング加工を施してもらい、着古してクタッとさせたラフな一着へと仕上げられております。
バイオウォッシュ加工を施し、自然なエイジングを再現しながら、更にモダンなアクセントを効かせるために色が映えるペンキがハンドで振られております。
近年ペンキブームですが、アイテムによっては少しやってる感が強く、ペンキを敬遠されていた方もおられるのでは無いでしょうか。
今までにペイントアイテムを避けられていた方でも、着用頂きやすいようにペンキの加工はやりすぎず、あくまで"自然さ"が意識されています。
個人的に、ド派手な雰囲気よりも、さり気ないデザインが好きでして、さり気ない〇〇というのは、出来るオトコの嗜みなのではないでしょうか。
しかし、全てがラフなものはタダ手を抜いているのと変わりありません。
そこで『最後のワンピース』
RAY COALで、こだわったのが "ボタン" です。
水牛の角を使用した高級感あふれるボタンを使用し、程良く抜け感のある生地に対し、最後の最後は全体を引き締め上品に仕上げられております。
人は全体よりも、全体とは違う細部に目がいってしまいます。
細部を品良くすることにより、大人な印象を与えるよう計算された以降の一着です。
古着と合わせて馴染ませるも良し、上品なアイテムと合わせてギャップを見せるも良しな、万能ジャケット。
是非、袖に手を通して頂ければと思います。
yoko sakamoto WORK JACKET - SELVEDGE DENIM - RAY COAL LIMITED EDITION
COLOR : FADE WHITE
SIZE : M・L
PRICE : 47,000 + TAX
《JACKET》yoko sakamoto WORK JACKET - SELVEDGE DENIM - RAY COAL LIMITED EDITION
《VEST》DAIWA PIER39 TECH MIL VEST REVERSIBLE
《PANTS》FIRST DOWN OVER PANTS TASLAN NYLON
《SHOES》ARTIFACT BY SUPERGA 2432-W SELVEDGE DUCK - DUSTY / OFF WHITE
《CAP》SMATHERS & BRANSON NEEDLE POINT CAP