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RayCoal(レイコール):大阪のメンズセレクトショップ

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2022.10.16
senui Cover Shirt - Water Broad Double Face -

2022,10/16 Okamura

少しだけ先の話になりますが、11月に行われる知り合いの結婚式の二次会に呼んで頂きまして、非常に嬉しく、今からワクワクしているのですが、いつも迷うのが二次会という場の服装です。式ではないので、ある程度崩してもOKかな?と勝手に思っているのですが、やり過ぎると悪目立ちしかねないですし、難しいところです。残り約3週間程あるので、じっくり考えたいと思います。どういう洋服をどう着るか?興味のない人からすると「何でもええやん」と言われそうですが、いくつになってもこういう事を考えるのが好きなんですよね。

さて、本日はあくまでもカジュアルに日常で着て頂きたいのですが、少しキレイめにしないといけないシチュエーションにも着て行けるシャツをご紹介させて頂きます。

senui(セヌイ)という、RAY COALで22FWシーズンより、新たにお取り扱いをスタートさせるブランドです。デザイナーの加藤さんとは知人を通じて出会ったのですが、シャツ一枚を作る全行程をオールハンドメイドで作るという、物作りへの姿勢に感動し、今回2型のみですが仕入れさせて頂きました。一見ミニマルなシャツとスルーされそうですが、各箇所とんでもないこだわりを詰め込みつつも大袈裟に誇張はせず、着用された方が感じる着心地や、生地感、色目の品の良さなどウンチク以上に体感して頂けるポイントも多いので、ぜひチェクして見て下さい。個人的にはC/#Arabiaという深いグリーンカラーがかなりツボです。

 

着物やテーラードJKTに見られる左右の後ろ身頃同士を背の中心で縫い合わせる事を指す『背縫い』。この技法をシャツに落とし込み、シャツには通常ある脇の縫い目を排除し、サイドに自然なドレープが生まれるように作っています。素材はコットンながら非常に滑らかで、微光沢感を持つ、希少なエジプト超長綿GIZA96の100番双糸を使用している為、ドレープ性のみならず、色の深みにも繋がっております。また、この『Cover Shirt』は二枚仕立てで作られており、生地と生地の間に袋状の空間が生まれ、そこに空気を含む事で、通常のシャツよりも温かさがあり、今からの時期カットソーの上に羽織るには調度良い肉感で、シャツのように、前開きでジャケットのように、様々な着方を楽しめます。ハンドメイドだからこそ実現出来るやや前に傾けて取り付けられた、腕に沿って綺麗に流れるラインを持つアーム部分。綿糸を使いヴィンテージミシンでゆっくりと時間を掛けて縫う事で生まれる独特なパッカリングと、ドレスシャツ以上に細やかな運針。その他にも気の効いたディテールが散りばめられており、汚れをカバーする台襟のヴィンテージリネンの切り替えや、指に引っかかり易くする為にわざと裏使いしている天然の貝ボタン。袖部分に2つ開けられたボタンホールは簡単に袖口サイズをアジャスト出来る仕様となっております。書き出すと沢山あるこれらのこだわりや、ディテールが1枚のシャツとなった際には過度に主張することなく、全体に纏うオーラの一役を担っております。

脇を固める俳優陣が素晴らしい事で、良い映画が生まれるのに少し近い感覚のsenuiのシャツ。主役はもちろん着る方本人。ぜひお試し下さい。

senui Cover Shirt - Water Broad Double Face -

COLOR:Arabia

SIZE:48

PRICE:39,000 + TAX

 

《SHIRT》senui Cover Shirt - Water Broad Double Face -

《PANTS》BOWWOW SWEAT CARGO PANTS

《SHOES》J.B.CAPPALA SUEDE MULE

《CAP》COMESANDGOES SUIT FABRIC CAP

《SUNGLASSES》GLITCH LEEDS - CLEAR GRAY

《RING》YSTRDY'S TMRRW 8P LAYER RING by END

RINGJOHN MASON SMITH SIGNET SPY RING