廃棄部材や中古部材を再構築して家具を作成する『mashup products』

古いモノ同士をマッチングして新しいモノを作成。

いわば中古品のマッチングアプリ的存在。

再利用ではなく、価値の再構築、アップサイクルよりはマッシュアップ。

◼︎展示テーマ
self-destruction 自己破壊
について
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産業革命以降、大量生産により生産ラインの一部と化した人間は、労働よりも賃金自体が目的となり、没個性化していきました。

ファイトクラブのタイラー・ダーデンは「全てを失ってこそ真の自由を得る」と言いましたが、それは社会が決めた偽りの欲望を求めるのではなく、真の自己の獲得を目指せ、そしてそのためには、現在の自分を破壊するしかないと唱えました。

哲学者エーリッヒ・フロムも「人生においてなすべき事は、自分自身を誕生させることである」と述べ、社会の常識から離れ、孤独を受け入れ、本来の自分と向き合うことが真の自由の獲得に繋がる、少なくともそこに立ち向かう事こそ人生の意味だと言っています。

ヒトであれモノであれ、社会の常識に囚われず、唯一無二の個性を模索、追求する行為として、わたしたちmashup productsは、世に埋もれた個性あるモノを再構成し、世にない新しいものを作っています。
その追求のための第一歩が自己破壊（self destruction)なのです。