ブログ
ブログ
November 11 / 2024
OGAWA
こんにちは、LRの小川です。
いつもブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
季節を跨いで新たなシーズンを実感すると、ふと手を伸ばしたくなるテイストは誰しもがあるように思っています。
金木犀の香りと銀杏の潰れた匂いが交差し始めるこの時期に僕は、秋の訪れを感じ、渋さと品を混ぜ合わせて洋服を楽しみたくなってしまいます。
その理由を考えた時に、金木犀と銀杏の関係性が正しくそうで、この両者は香りで言えば真逆にあるけど、ただ「秋」を感じる季節のモノで言えば近しい位置にあって実は馴染み深かったり。
別な物ではあるけど、混ざり合って初めて見えてくる事が確かにあるのであれば、自分が「渋さ」と「品」を掛け合わせたくなる事は決して可笑しい話ではないんだろうなと思います。
そんな僕のわがままな気分を抱擁してくれるブランドが『SEVEN BY SEVEN』。
最高なレザージャケットが入荷しましたのでご紹介させて下さい。
.
.
SEVENBYSEVEN STAND-UP COLLAR LEATHER CAR COAT -GOAT LEATHER-
COLOR : BLACK
SIZE : L
PRICE : ¥160,000 + TAX
.
どう考えても良い。
入荷した瞬間の印象は正直な所それしかなかったです。
自分の過去の履歴辿ってみてもここまでストレートに有無を言わさずに格好良いと思えるものってそう多くはない。
こういうものほど説明するのは野暮だし、それこそ感じてほしい。
良い、佇まいです。
.
.
古着でよく耳にするカーコート。
1900年代初頭に誕生した外套の1種。
その当時は、ほとんどの車がオープントップだったため、寒さや汚れなどから保護するために開発された洋服。
男女を問わず着られるオーバーコートとして登場したが、当時は“カーコートを着ている=自動車を所有している”ことを示す、いわばステータスシンボル的なアイテムでもあった。
クラシックなものはバーバリーの名作コート「カムデン」に見られるような膝に近い太もも丈。
そんな歴史ある洋服をオマージュしながらも、こんなにもモダンに変貌させることができる。
ある種でSEVEN BY SEVENの魅力をダイレクトに感じさせてくれる一着。
牛革と勘違いしてしまうほどの厚みを出した山羊革は、贅沢遣いで無骨なイメージのカーコートを程よくタフなイメージを残しながらも、無骨さと繊細さを併せ持つ魅力的なレザーに仕上がっています。
ブランド名の由来でもあるサンフランシスコでバイイングをしてきたデザイナーがヨーロピアンテイストの新しい解釈で仕上げている絶妙なバランス。
素材とデザインの相性、キルティング裏地を採用し、本格的な防寒着にもなる、各所のディテールに散りばめられた現代的なアプローチ。
完成度の高い、凄まじい作り込みを感じる一着だと思います。
人によってはレザーは苦手という方もいるかもしれない。
それもそのはずで、レザージャケットはそれなりに物として強い。
だからこそ、最初に試した時に『違和感』とぶち当たる。
ただ、それは誰にとっても通る道のように感じます。
その道を通り、違和感すら通過した人たちは皆んな言います。
『レザーは最高だ』とそれは、日に日に違和感が無くなり気がついたら自分の体に馴染みきったと言う経験をしているから。
こうなった時の感覚は、他の衣類にはない代え難い経験とも言えると思います。
僕も、そんな経験をして魅力に取り憑かれた一人。
だからこそ、まだ経験したことがない人に伝えたいです。
安心して、格好良いから。
と。
是非店頭でお待ちしております。
.
.
model : 189cm78kg
OUTER : SEVENBYSEVEN STAND-UP COLLAR LEATHER CAR COAT -GOAT LEATHER-
INNER : LAMROF Boro slanted Thermal
PANTS : HOPPER'S BRUNCH WOOL PANTS ‐ 6P CARGO
.